Y様 50代「折角この世に生まれて来たのだから、最高に楽しい人生を、この身体と心と共に築いていきたいと思いました」

なな先生 こんにちは「セイクリッドマッサージコース」を受けたYです。

昨日はありがとうございました。
足先からの丁寧な施術に始まり、頭の先まで、先生が触れない場所がない今回の施術は、つるっつるのゆで卵のような、また、赤ちゃんに戻っていくような気持ちになりました。
幼い頃、湯船につかる前に、母が「体が温まるのよ」と言いながら背中にお塩をぬってくれたことを何故か思い出しました。

体って何なのでしょうね?
肌の色や形や大きさや、年齢、性別を、もしかするとずっと私は気にして生きてきたのかもしれません。歳だから何かが出来ないとか、体型がどうとか言い訳をしてきたのかもしれません。

足先から頭の先まで一気に流すような施術を受けながら、上半身と下半身は繋がっているんだと思いました。
そして大切なのは外見ではなくて「ハート」。なんて事も思いました。

体の隅に溜まりに溜まっていた老廃物をかき出してくれるような数々の施術を受けるうちに、いつしか変な気を使う悪い癖も、何処かに吹き飛んでしまったようでした。
そしていつもはボールで行う会陰の施術を、今回は直接受けてみました。でも思い切って受けてみて良かったです。

会陰の施術の時の感じは、言葉にならない感覚でしたが、身体の中心を頭の先まで何かエネルギーが抜けていくような感覚がありました。
そして体が中心に気が付き、きゅっと引き締まって、若返ったような感じで、腰がとても暖かくなりました。

助産師さんは当たり前に抑える場所だと、看護師の知人から聞いた事があります。
赤ちゃんが生まれそうな時に、お母さんの背中をさすりながら、赤ちゃんがどれぐらい降りてきたかを確かめるために、会陰に手を起き続けるそうです。

赤ちゃんが生まれる時に一番、力がかかる場所。赤ちゃんが生まれる時に、裂けてしまうことがある場所。

こんなに大切な場所なんだ!と未経験の私は改めて思いました。
ということは、会陰への刺激は、もしかすると、その人が生まれてきた理由を思い出すことに繋がるのかもと思いました。
この周辺の施術は、だかららこそ、懐かしい感じがしたのかもしれません。

長くなりましたが、折角この世に生まれて来たのだから、最高に楽しい人生を、この身体と心と共に築いていきたいと思いました。

ともかく言えることは、なな先生だからこそ今回、全てをお任せできたと思います。ありがとうございました。

余談の話をしても良いですか?なな先生が新しいコースとしてつくられたこの「セイクリッドマッサージコース」を受けた理由は、海外旅行に出かけると、すごく自由になれる自分を思い出したからです。
海外では当たり前にある施術を受けることでコスモポリタンになれるかしら?と思いました。

なな先生は海外でしっかり学ばれていらっしゃるし、確か、ホームヘルパーの資格もお持ちなのですよね。その目線があるからこそ老若男女を問わない、一つの命としての身体への施術が出来るのだと思います。

ご結婚を機に男性への施術はお辞めになったそうですが、今まで受けてこられた皆さん、幸せだっただろうなと思います。

年に一度、産まれたままの姿になっての身体の大掃除。自分へのギフトとして、多くの女性に受けて頂けたら良いですね。私はもちろん、また受けたいです!ありがとうございました。

Y様 50代

Y様

又お時間を作って頂きまして、ありがとうございました。
Y様は、前回の施術の最中に何回も「硬くてすみません」と仰り、とても恐縮していらっしゃいました。
ですので今回のコースでは、施術を受けるにあたって「悪いなぁ」と申し訳ないような気持ちにならないで、ただただ身体の感覚だけを優先して受けて頂けるように、提案をしました。
「気持ち良い」場合は、それを存分に(貪欲な位に「もっと!もっと!!」と)味わって頂いて、「不快」の場合は、我慢せず遠慮なく言って下さい、とお願いをしました。

お金を払っていても、申し訳ない気持ちになると仰っていたので、そういう気持ちがどこかにあると、せっかく今ある身体の感覚も感じ切れなくなって、もったいないと思いました。
感じるセンサーも、“罪悪感”邪魔されて、鈍ってしまいます。

人に与えてばかりで、受け取る事に遠慮がちだった控え目なY様でしたが、ご感想の中でのお言葉
「折角この世に生まれて来たのだから、最高に楽しい人生を、この身体と心と共に築いていきたいと思いました。」
というお気持ちが、自然に生まれた事は、とても素晴らしいですね!

そして、
「大切なのは外見ではなくて“ハート”。」
このお言葉も素敵ですね♪
Y様とは、私が結婚前は男女問わず、この施術を行っていた時のお話になりまして、生殖器の違う男性と女性で、施術のやり方は変わるのか、男性に対しては抵抗感はなかったか、等のご質問を受けました。

よく聞かれるご質問なので、正直にお答えしますと、男女共やり方は同じで、男性でも抵抗はありませんでした。
生殖器が外に出ているのと、内側にある違いはあっても、もともとは同じ素材で出来ているのがわかると、男女の違いはあまり関係なく、人間としては“同じ”だと思うからでした。

Y様のようによく「男性に施術をしていて大丈夫でしたか!?」と聞かれたり、また女性施術者が女性に行うこの『セイクリッドマッサージ』のような施術は、本当に需要があるのか?という疑問を持たれたりしていましたが、生殖器に触れる事なく、骨盤内の血行を良くして、リンパの詰まりを流していけば、男性は男性らしく、女性は女性らしく、本来の輝きを取り戻すものです。
そこに「男性だから…」や「女性だから…」はなく、人間の身体はそう出来ているから、男女共に同じ施術でも問題はないはずです。

ヨガの先生も言っていましたが、60代70代の生徒さんで、いつまでもお若くいられる人は、自分の感覚に敏感な人だそうです。
だからヨガで、普段使わない、お休みしていたような筋肉の感覚を蘇らせる事で、感じる力を上げていく事が必要との事でした。

例えば足裏の感覚受容器を鍛えて、ちゃんと働いていれば、雪道でも転ばないで歩けるように、皮膚感覚は老化と密接に関わっているんですね。

普段意識しない“会陰”に意識がいくと、Y様は「体が中心に気が付き、きゅっと引き締まって、若返ったような感じ」だったそうなので、もっともっとご自分の身体に興味を持って、触れていく事、使っていない筋肉を使う事が、若さの秘訣と言えるかもしれません。

この『セイクリッドマッサージコース』を受ける事は、Y様には冒険であり、海外旅行に出かけるような、解放感、未知との遭遇!?みたいな、「何でもアリ!!」を受け入れていく勇気のいる選択だったかもしれません。

いくつになっても、初めての事に興味を持ったり、日本での、今までの、女性としての価値観をひとまず置いておいて、真っ白になってみる心の柔軟さも時には必要です。

なぜなら、ホルモンは脳からの指令で分泌されますから、ドンドン心と身体を解放していきましょう♪

倉田より