H様40代「生殖器に働きかけてもらうことで普段はあまり意識することのなかった『私自身』というものを強く感じられたように思います。」

2年ほど前から、明らかな症状はないのに、なんとなく身体が重怠かったり頭が重かったりする不調が起きるようになりました。
今年の初め頃、たまたま『ヨニマッサージ』というものの存在を知り、体調の改善につながるのではないかと興味を持ちました。
日本でもきちんとした生殖器周囲のマッサージを受けられるところはないか調べ、こちらのサロンを知り今回マッサージをお願いすることにしました。

初めてでしたのでオーダーメイドの120分コースを選択し、全身のオイルトリートメント→マンモリラクゼイション→カルサイネイザンの順で施術していただきました。
乳房のケアは、私の周囲に乳がんで治療中の方が何人かいたこともあり、乳がんの予防・早期発見も兼ねて自分でも行っておりました。ですが、プロの方に施術していただくと乳房全体が柔らかくなり、片方施術してもらったところで両方を触り比べてみてあまりの違いに驚きました。施術後、少し胸元が軽くなったような気がします。

カルサイネイザンでは、初回ということで膣内のマッサージではなくタオルの上から会陰をマッサージしてもらいました。初めはボールを使って行ってもらい、直でも大丈夫そうでしたので直接押してもらいました。
「会陰部はなんとなく痛そう」と思っていましたが、ぐっと押してもらうととても気持ち良く、自分の身体の中に1本の線が通って歪んでいた身体の軸が真っ直ぐに整ったような感覚がありました。

下腹部のマッサージでは、左右の一部分でとてもくすぐったく感じるところがあり、「ここに卵巣があるのかな?」と直接見ることのない自分自身の臓器の存在を強く感じました。
私は、生殖器に働きかけてもらうことで普段はあまり意識することのなかった『私自身』というものを強く感じられたように思います。

まだ1回の施術なので、身体面で劇的に何か変化があったという自覚はないのですが、精神的にはとてもリラックスできて当日は寝つきもよくぐっすり眠ることができました。
身体面の変化も感じられるように継続していけたらと思っています。そのために、次回は、膣内のマッサージでもっと身体の深いところに働きかけてみたいです。

H様40代

H様

先日はお時間を作って頂きまして、ありがとうございました。
H様は、去年位から身体の重怠さを感じられるようになり、リカバリーするのに時間がかかるようになられたとのお話でした。
ご自身でも胸のマッサージや膣ケアもされているそうですので、 年齢と共に変化していくご自身の身体にキチンと向き合っていらっしゃる、意識の高い方だと思いました。

“自分の身体の中に1本の線が通って歪んでいた身体の軸が真っ直ぐに整ったような感覚がありました。”
と、御感想にもありましたが、会陰から頭頂部の百会を結んだ線に、エネルギーを通すイメージで呼吸をして頂いたので、H様の意識がちゃんと身体にも働いたので、感覚を感じられたのでしょう。
ただ受け身で、何の意識もなかったら、外側の刺激のみで、内側からの気付きはなかったと思います。

そして、
“「ここに卵巣があるのかな?」と直接見ることのない自分自身の臓器の存在を強く感じました。私は、生殖器に働きかけてもらうことで普段はあまり意識することのなかった『私自身』というものを強く感じられたように思います。”
という気付きも、私達は普段、女性ホルモンのリズムに合わせた生活をなかなか出来ない為、生理前の精神的不調な時も、生理中の身体の不調があっても、何事もないかのように、いつも通り仕事をしたり、人と接します。

しかし、明らかに身体の中では“いつも通り”ではない自分なのです。その点は男性とは違う部分なので、周りから変化に気付かれなくても、自分だけは“女性”としての自分を尊重し、もっと女性らしく扱っていける意識を持つ事が必要だと思います。
それは、大切なパートナーや家族、周りの方に期待するのではなく、自分自身が客観的に“女性の自分”を大切に扱う事を意味しています。そうは言っても、なかなか自分で自分を大切に扱う事は難しいかもしれませんので、Deep breathの施術を受けてみて、他人に身体を丁寧に扱ってもらう事で、体感として『女性性』と繋がってみるのも良いかもしれません。

H様は、雑誌の中でヨニマッサージの体験談を読んで、初めて知り、受けてみたいと思ったとの事でしたので、私も調べてみた所、コチラコチラにも詳しい内容や体験談が記載されていました。
ヨニマッサージも、Deep breathの『ディープチネイザン』も名前が違うだけで内容は殆ど同じですし、参考になる事が沢山記載されていましたので、ご紹介させて頂きます。

“ヨニマッサージは、女性器を丁寧に愛でるマッサージを施すことで、感情の解放やヒーリング、究極のリラクスゼーションを女性に与えるためのマッサージ。古代インドのタントラ、古代中国の道教(タオイズム)、インド伝統医学のアーユルヴェーダ、現代の性科学など、様々な哲学や知識が融合された、セクシャル・ヒーリング・マッサージです。それは女性や女性性の崇拝であり、受け取る側は、完全にリラックスして解放され委ね、何もせずにただただ受け取る儀式です。ただヒーリングというだけではなくて、女性性の神秘と神性を、掘り起こし、想起させ、活性化させ、祝福する意味があります。わたしの場合は、たまたま男性がしてくれたのだけれど、女性が女性に施す場合も多く、セックス(射精や挿入)とは無関係。女性を「いかせる(オーガズムに到達させる)」ことや、あらたな快感ポイントを探求することが目的ではなく、あくまでも癒しや解放を促し、セクシャリティーを存分に謳歌し、味わい切るということが目的です。”
と書かれていました。そして、

“女性の場合は特に「こうしてあげなくては」と奉仕したくなってしまう。その癖から抜け出すこと。「私は100%のアテンションをたっぷり得るのにあたいする人間なんだ」ということを体中で感じ、受け取る、精神的なプラクティスでもあるのです。”

コレがとても大切だと私も思っています!
そうすることで…

“愛にあふれるコンシャスで見返りを求めないタッチを受け取ることで、もはや必要のない感情や思い込みを癒したり、解放したりすることができるでしょう。すると性に疎くなってしまった感覚が呼び覚まされ、快感が活性化されていきます。再び悦びを感じ、思っていた以上に、快感を感じることを、自分に許してあげることができるようになります。”
『自分を許すこと』に繋がるのです。そして、

“今、この瞬間に100%、相手も自分もいること。頭ではなく、体で感じること。恥や不安や恐れを超えて、自分の生命エネルギーを大切にすること。それがこんなに深い気づきと癒しの境地に到達させてくれる、ということに、不思議な安心感と納得感、そして絶大な愛と感謝と喜びを感じるでしょう。”
この『安心感』がとても大切なのは、こちらにも書かれています。

“セッションをしてくれる人に対する安心感や信頼というのは、どんなワークでもそうだけれど、自分を開ききる、寛がせる必要があるこういうワークでは、なお本当に大切。そして、恍惚な気分になるだろうとか、そういう期待も一切、手放す。トラウマが出てきたり、集中できなくて退屈になったり、どんなことも起こりうることを覚悟しておくことが大切。” 
なので、私の場合は、初対面でこの施術を行わない事にさせて頂いております。それは遠回りのようでいて、お客様に完全に安全だと感じて頂き、リラックスできる神聖な空間だと思って頂く為には必要な時間だと思っています。二回目以降だと、センシティブな内容に関して期待や不安などを話し合う事の抵抗も、初対面よりは少なくなっているかとも思います。コミュニケーションも施術と同じくらい大切にしたいからです。
そして、

“全てを完全に明け渡して見せる、ということは、弱さやもろさもさらけ出すことを意味します。こうした深いレベルの脆弱性の中で、身体の中で最も神聖な場所に、誰かを招き入れ、触れてもらう経験は、とても大きな解放や力を得ることにつながります。

心は時として、快楽を感じることに歯止めをかけてしまうことがありますが、身は元来、触ってもらうこと、そして快感を得ることを切望しています。「ヨニマッサージ」では安全な空間の中で、心のたがを外し、身体の自然な欲望の知恵と魔法に身を任せてみましょう。快楽は、あなたの生まれながらの権利です。そしてそれを行使するかどうかは、あなた次第です。”
今この情勢の中、濃厚接触を避けようという風潮で、全く真逆な施術ではありますが、受けてみたい‼️と、思われたH様の勇気と直感に感謝します。
もっと深い身体の内側からのリラクゼーション、ぜひお楽しみになさっていて下さいませ‼️

倉田より