K様40代「性交痛がありましたが、撫でるようにほぐしてもらうと、徐々に痛みが消えて、楽になりました」

【ビフォー・悩み】

悩みは性交痛。
膣は濡れにくい感じ。水っぽくなく粘度が高い感じ。
摩擦による性交痛が辛かった
痛いのが怖くて、緊張して硬くなり、入らないことが多かった。

【施術内容・受けた感想】

①子宮整体

とても丁寧に探るように施術して頂きました。
気持ち良いポイントや、欲しいポイントを逃さないので安心して受けられました。
足の施術で緊張が和らぎ、眠くなりました。
お腹のマッサージで、縦に筋ばっているのに気付きました。
子宮の肘の施術と、大殿筋と骨盤を締める施術が気持ち良かったです。

②ディープチネイザン

おなかのオイルマッサージ後、
股関節・恥骨上ほぐしのあと、膣のオイルマッサージ。

指を入れる時、
膣右入り口が硬く少し痛かったが、
左側は痛くないことがわかりました。

右側は入り口だけでなく、奥も痛い。
痛いところは硬かったそう。

【体の変化】

撫でるようにほぐしてもらうと、
徐々に痛みが消えて、楽になりました。

終わったあとは、右腰と右のお尻の奥が柔らかくなっていて、体全体がすごく楽になっていたし、
右に脚が開きやすくなっていました。

顔色がよくなり、ほほに赤みがさすようになっていました。

【セラピストのキャラ】

ナナさんのリードは優しく、ナビゲーションがしっかりしていて、
エロい感じでもなく、
和やかなセッションなので、女性も安心して受けてもらえると思います。

私のように性交痛に悩んでいたり、
他にも、つらすぎる腰痛や坐骨神経痛みたいな症状にも効果があると思います。

K様40代

K様

先日はお時間を作って頂きまして、ありがとうございました。
そして、それぞれポイントに分けて、ご感想をわかりやすく書いて頂きまして、ありがとうございます!

K様は、全体的に右側に硬さや不調が強く感じられました。
昨夜ダンスで右回りをよくされたそうで、右側の足や腹筋を普段からよく使う事で、歪みや筋力のアンバランスが出てしまうのかもと、腹部の施術の時に気付かれたそうです。

男女ペアになって踊るサルサダンスなので、女性は男性のリードに合わせて踊りますが、男性が右回りに誘導する事が多いそうで、左にはあまり回さないそうです。
多分右利きが多いから、右に回しやすいせいなのか?ダンスのやり方として、一般的にそうなっているのか?本当の理由はわかりませんが、女性は男性のリードに従って踊るので、バランスを取る為に勝手に自分から左に回る事は出来ないはずなので、筋力にアンバランスが生じますよね。

男性に「たまには左にも回して下さい」とも頼めないでしょうし(笑)、終わった後にバランスをとる為にご自身で、左回りの練習をしてみたり、という事もないそうです。

それと少しだけ関係しているような話になりますが、K様は性交痛がお悩みでいらっしゃるのですが、性行為の際にジェルやオイルを、女性から差し出すのは、気まずいと思われるので、そのまま男性のリードに任せてしまうそうです。
女性からコンドームを差し出したりする事も、男性にどう思われるかを考えてしまい、躊躇するそうです。

最初からそういった物を準備している女性を、男性はどう思うか?を先に考えてしまって、自分の身体を守る事、大切にする為に必要な物であったとしても、結局は出せずに、受け身になってしまうとの事でした。

そのお話しを聞いて、女性として共感できる反面、ご自分のお身体を、ご自分自身を、ぜひ大切に、心の声に従って欲しいと思いました。

『潤う力 膣圧調整ストレッチ』(著者:鈴木貴恵さん)という本の中の言葉をご紹介させて頂きます。
↓↓↓

セックスを気軽にできない理由として、私たちの勝手な思い込みが邪魔しています。
たとえば、セックスは暗くしてするものだ、イカなきゃいけない、かわいい声であえがなきゃいけない、一人の決めた人としかしてはいけない、パンツとブラジャーはセットのものじゃないといけない、むだ毛の処理をしておかないといけない、スタイルがよくないから裸を見せられない、胸が小さいから脱げない…などなど。
思い込みを外していくのは、最初はとても勇気が必要です。でも、「こうしなければいけない」というルールをたくさん持っていると疲れてしまいます。
もっと開放的なセックスを楽しむためにも、思い込みの殻を破っていきましょう。心が開放されると、からだも感じやすくなっていきます。

セックスのときに女性から積極的になるのは、はしたない、こういうときは男性がリードするものという固定観念などから、男性任せになっている女性もいるでしょう。しかし、楽しみたいなら、自分がしてみたいこと、気持ちいいところなどをハッキリ伝えることが大事です。

女性が消極的になってしまうのは、「女性がでしゃばりすぎると嫌われる」といった固定観念からです。
私も以前は男性任せでしたが、自分の思いを殺してセックスをしてもつまらない時間だと感じていました。
そんなある日、相手に嫌われてもいいと思い、自分のしてみたいことをセックスの最中に言ってみたのです。そして、それをしてみると、相手がとても喜んでくれたことから、開放的になれました。
実際、いろいろな男性とつきあってみて、積極的な女性が嫌いな男性は少ないと思います。男性の狩猟本能を目覚めさせるのは、「ルパン三世」の不二子ちゃんや、「ワンピース」のナミのような、自分を持っていて意志表示のできる強い女。振り回されてしまうくらいの女性の方が、追いかけたくなるものです。
ですからもっと積極的になりましょう。そんな女性の方が、男性は魅力を感じるのです。

…だそうです。
そして、K様のような性交痛がおありのような場合だとしても、↓↓↓

男性は射精をし、女性はイク…。ここまでしてセックスをしたことになる、と思っていませんか?
それが理想であるかもしれませんが、私たちのからだは日々、変化を感じています。男性も女性も、仕事で疲れていたり、精神的に落ち込んでいたりする日は性欲もあまり湧きません。
また、女性の場合は生理周期によってからだと心の状態が変わります。たとえば、排卵期は性欲が出るけれど、生理の直前、直後はあまり性欲が湧かないなど、ホルモンの状態もアンバランスです。
それなのに、裸で抱き合ったら最後までイカなければならないとなると、我慢しながらすることになるので、精神的に負担になってしまいます。こうした負担がセックスレスにもつながります。
…とらわれることなく、「気持ちいい」をゴールにすると、罪悪感を持たずにどんな状態でも満足することができるようになります。

…との事でした。
K様にとっては、まずDeep breathの『ディープチネイザン』を受けて下さった事は、思い込みの殻を破るきっかけになったのではないでしょうか?
施術とは言え、女性に膣を触らせる事は、本来なかなか有り得ない事だと思います。
恋人でもなく、病院での検査でもなく、同性愛者でもないのに、同性である女性(私)に膣の施術を、エロくなく、冷静に受けて頂いて、センシティブな部分を任せて頂きました。

そして痛みがあった所も、我慢せずにその時教えて頂いたので、痛くない左側をまずほぐし、周りの血行を良くしてから、もう一度痛みのあった所に、そっと戻ってゆっくりとほぐしてみると、痛みは徐々に消えて楽になったとの事でした。

もしかしたら…ですが、男性の立場になって考えてみると、相手が右利きだと、膣の中に指を入れると、女性の右側の膣壁から押す事になるのでしょうか?

K様の場合は入り口付近から痛いとの事ですので、たっぷりオイルを付けて、まず左側から入れるようにするとスムーズかもしれませんね。

男性のリードに任せるのは、信用しているという事にもなりますが、私を施術者として信用して頂いたように、痛みがある所は我慢せずに言って頂く事も、相手を信用している事になると思います。

オイルやジェル、コンドームを使って欲しいと差し出す事も、相手に素直な自分を見せて、自分を知って欲しい、良い関係でいたい、と言っている事にもなります。

それからK様は、以前男性から膣が曲がっていると言われた事があるそうで、子宮が下垂していると、そのように感じられる事もあるかもしれません。

立場上(医者ではなくセラピストですので)判断はできませんが、性行時に子宮が下がっている為の痛み(潤滑油が少ない為の痛みではなく)を感じる場合は陰茎が直接子宮に当たる痛みになります。

子宮が上下左右に片寄らず、本来あるべき位置にある事で、スペースが出来て、内臓の働きが良くなりますので、タイでは女性は子宮を上げると健康になると言われています。

K様は美容に気を使われている方なので、ご自身で行う顔のマッサージを、指を口の中に入れて、ほっぺたを内側から押して血行を良くする事をされているそうで、膣ケアもそれと同じような事かも!?と仰っていました。

ぜひ顔のセルフマッサージと同じように、膣ケアも習慣にされて、このように触れてもらえたら痛くない、というやり方をパートナーさんにお伝えできるといいですね。

プライベートのパートナーは、ほんのひと時を過ごすサルサダンスのパートナーとは違いますので、受け身のままではなく、ぜひ本当の自分を知ってもらいましょう。

倉田より