N様40代「子宮へは衣服とタオルが間に挟まる為、おもいっきり押された訳でもないのに、下に下がった物がなんとなく収まった感じがありました。とても不思議な感じがしました。」

『子宮整体』にオプションの『アロマタッチ』一つ付けた『フェミニンリラクゼーション165分』のコースを受けましたが、心地好くあっという間に時間が過ぎました。
自宅でマッサージを受けたくて探していたら『子宮整体』という言葉に惹かれました。

30代で卵巣嚢腫の手術を受けた影響で、去年…早めに閉経した為、動悸や不眠といった更年期に悩まされいました。
体も解され、1日だけでも早く寝れたらいいなと思っていました。
整体といっても、施術はタイ古式でしたので、ストレッチとほぐしで、普段使っていない所が伸ばされ、また固まった所が解されて、またゆったりとしたリズムで行う為、心地好く、だいぶ寝てしまいました。
子宮へは衣服とタオルが間に挟まる為、おもいっきり押された訳でもないのに、下に下がった物がなんとなく収まった感じがありました。とても不思議な感じがしました。

『アロマタッチ』は、8本の精油を使う為、1本1本違う香りを楽しむだけではなく、優しいタッチでこちらも眠りに誘われました。

どちらともの効果だと思いますが、この日は、かなり深く寝る事ができました。本当にありがとうございました。
たまには、お家でこんな贅沢もいいなと思いました。

N様40代

N様

先日はお忙しい中、お時間を作って頂きましてありがとうございました。

その後、深く眠れたとの事で良かったです。
不眠や浅い眠りの原因は様々ですが、更年期に多いのは、まず『自律神経の乱れから体内時計が狂い、眠りに入っていけない』ことだそうです。

体内時計は朝にリセットされますので、睡眠や食事の時間がバラバラな場合は、毎日同じ時間に起床する事から始めるといいそうです。
☆朝日を浴びる
☆朝食を摂る
☆身体を動かす
…以上の事を心がけると、身体は「新しい一日が始まった」と認識して体内時計がゼロから動き始めます。
体内時計が一定のリズムで正しく動いていると、夜は自然に眠くなるそうです。

「睡眠ホルモン」のメラトニンは、夜にブルーライトの光を見続けていると、脳が誤作動を起こし、分泌を妨げられてしまうので、夜のスマホやパソコン作業も注意です。

加えて、たんぱく質の多い食品を摂る事で、メラトニンの分泌も増えるそうです。

飲み物は白湯がお勧めですが、N様はなかなか飲む事が無いようでしたので、胃腸が冷えて消化が滞り、パワー不足にならない為にも、コーヒーやお茶ならアイスよりホットを選んだり、同じお茶系なら緑茶より麦茶というように、カフェインの入っていないドリンクを選べたら理想的ですね。
カフェインには利尿作用がある為、かえって水分不足になってしまう恐れがあるからです。
冷たい飲み物も、胃腸の機能低下やむくみの原因にも繋がります。

睡眠不足やストレス、アルコールやカフェインの摂取、喫煙などは動悸を誘発させるので注意です。
又心肺機能の低下によって、動悸や息切れを感じやすくなるので、日頃から無理のない範囲で身体を動かして心肺を鍛える事も大事です。

自律神経は生活習慣や食事、睡眠、運動など自分自身の工夫で整える事ができます。
ホルモンと自律神経は連動していますので、エストロゲンの減少によってその恩恵に預かれなくなる更年期以降は尚更、健康の基本である今の生活を見直して、出来る事から実践してみて下さいね。

そして、閉経後の女性ホルモンは、卵巣ではなく副腎でつくられるので、副腎が元気な人は、エストロゲンの分泌量が急激に減る事はなく、『低め安定』に維持され続け、一生元気でいられるそうです。

副腎ケアは、『何を食べるか』も重要ですが、何を『入れないか』“引き算のケア”が重要です。
グルテンを含む小麦粉、カゼインを含む乳製品を入れない事で、腸の炎症やアレルギーを予防します。
重複になりますが、添加物や化学合成物質を含む食べ物や飲み物、カフェイン、アルコール、遺伝子組み換え食品、お菓子やジャンクフードなどの”毒素“をなるべく入れない事で肝臓の負担を減らします。

そして、ホルモン生産に必要な栄養素ビタミンB群、たんぱく質、亜鉛を摂りましょう。


…偉そうに書いてしまいましたが、N様の症状を聞いて調べた情報なので、もう既にご存知の事も多いかもしれません。
しかし、とても基本的な事であっても、行っていく事、続けていく事は強い意志が必要で、難しい事もあります。

私自身もその大変さは良くわかるので、全くやらないよりは、少しは気にしてみる事から始めて、身体の調子が変わってきたら、徐々に生活習慣に取り入れていけるといいですね。

N様は卵巣嚢腫の手術をされた事もあり、『子宮整体』という名前に惹かれて、受けて頂きましたが、これまでのマッサージや整体などの経験から、身体の癖による筋力の左右差や骨盤の歪みが、中の臓器である子宮の歪みに繋がる事をご存知だったのかもしれませんね。

子宮は骨盤の中で、靭帯によって吊るされており、骨盤が歪むと子宮も同じように歪みますので、骨盤の正常な動きを取り戻す事が大切です。

子宮が左右に傾いていると、生理痛や不妊の原因になります。
更年期以降であっても、子宮が前屈している場合は、膀胱を圧迫する為、膀胱炎や頻尿の原因になり、後屈している場合は、直腸を圧迫する為、便秘や痔、腰痛やオリモノの匂いが臭くなります。

子宮は真ん中に位置し、他の臓器を圧迫しないよう程よく空間がある事が大切です。

又筋力の低下や、猫背や反り腰が原因で内臓下垂になりますので、内臓同士が重なり合って押しつぶされてしまうと、血行不良になり、老廃物がスムーズに排出されず、むくみや冷えに繋がります。
そして、冷えは内臓機能を低下させ、基礎代謝を低下させる原因になるのです。

筋力をアップさせてあげる事や、姿勢の改善をする事が大切な事です。

Deep breathのメニューで言うと、骨盤底筋を鍛えるエクササイズの『骨盤ケア』や『カルサイネイザン』の施術の中でも、ヨガのポーズや呼吸法を取り入れています。

今回受けて頂きました『子宮整体』のように、コリを解したり、ストレッチしたりのリラクゼーション施術の中で、身体も子宮の位置も整える整体は一石二鳥とも言えます。
そして、子宮はそんなに強い刺激じゃなくても、骨盤周りが整った状態であれば、ゆっくりじわじわソフトな圧で大丈夫なのです。

それに普段はなかなか意識のいかない子宮ですが、触れられる事で意識出来ますし、血行が良くなって、本来あるべき子宮のパワーを発揮できるサポートが出来るといいなと思っています。

アロマタッチは、精油の香りや働きにプラス、タッチセラピーの要素も加わっているので、優しくゆっくりした手技で、深い落ち着きや安心感に包まれて、脱力出来ます。
その方にとって必要な事が起こるとされているので、N様には自然な眠りにつく事が出来たようです。

Deep breathのメニューにもあります『ヨガニドラー』も、自然に少しずつ眠りに入っていくガイド瞑想なので、無料のアプリも出ていますし、なかなか眠れない夜にはお勧めです。

お一人おひとりに合わせたキーワードを使って、潜在意識にアプローチしていく『スペシャルヨガニドラー』も、モニター期間中はご希望により、無料でお付け致しますので、施術後にごゆっくりお休み頂くことも出来ます。

又子宮の位置の調整や、身体のメンテナンス、深い眠りでお疲れを取りたい時など、お気軽にお申し付け下さいませ。

肩・首の時の力加減が、若干強く感じられたとの事でしたので、次回は弱めから徐々に深く入れていくように、N様のご希望に沿えるよう心掛けていきますね。

身体の部位によって、力加減のお好みは変わって当然なので、その都度ご遠慮なく、お声をかけて下さいませ。
ご自分のお身体の感覚に正直に、贅沢なお時間を一緒に作りましょう。

倉田より