R様40代「子宮整体は、呼吸に合わせたリズムだったので、リラックスできて、眠くなりました」

今回初めて、子宮整体&温活セラピーを受けました。

耳の温灸は自分で持って当てたのですが、気持ちのいい角度や力加減に自分で調整できたり、温まってきたら途中で少し位置を変えたりと、とても気持ちよかったです。仰向けになっているので、腕も特に疲れたりはしませんでした。

また、耳の温灸をしているときに、同時に眉間や額、頭頂部に温灸を当ててくれたので、目の疲れや頭の凝りが緩和されました。

そして、お腹に三つの温灸をしている間、手のひらのマッサージがあり、体の末端まで血のめぐりが良くなったように思います。

温熱パックで好きな所を温めながら施術を受けられたので、腰や肩甲骨、首元まで自由に移動させ、最後まで体がポカポカと温かく快適でした。

子宮整体は、呼吸に合わせたリズムだったので、リラックスできて、眠くなりました。
所々声をかけてくれたので、施術の圧が強めに感じた時は伝えやすかったです。
終わった後は、骨盤周辺が軽くなりました。

R様 40代

R様

先日はお時間を作って頂きまして、ありがとうございました。
耳の温灸は、お客様にご自身で当てて頂く形にさせて頂いておりますので、恐縮でしたが、逆にその方が楽に感じられるとの事で、良かったです。

R様は夜勤のお仕事をされていらっしゃるので、乱れた自律神経のバランスを整える為にも、耳の温灸は効果的ですが、ご自身でのセルフケアでは、耳のマッサージをされるといいですよ。

耳の近くには、脳へ繋がる動脈が通っていますし、東洋医学では、全身の縮図が耳に投影されているという考えがあります。

ご自分でされる時は、耳の穴に指の腹を当てて、周囲を押し広げながら、360度移動させてゆっくり押してみて下さい。

耳の穴の中の皮膚表面には、毛細血管が網目のように走っていますので、ただ耳全体を揉むよりも、より効率的に血流とリンパ液の循環を促す事ができるわけです。

そしてR様は、ご自身では自覚がないようでしたが、頭皮や上半身に硬さがありましたので、次回はスペシャルヨガニドラーとヘッド&フェイスマッサージや、マンモリラクゼーション等の上半身の施術と組み合わせると、よりお身体の緊張が緩むかもしれません。

仕事上、無理な体勢が多かったり、偏った筋肉の使い方のせいか、歪みや左右差が生じやすい事や、ストレスで甘い物が止められなくて、体脂肪が気になったりもされているそうですが、ヨガがお好きとの事なので、ぜひお好きな事で、身体の癖を見直せる時間が持てるといいですね。

基礎代謝は年齢に従って低くなりますので、何もしないで二十代と同じ食事量をとり続けていたら、太ってしまいます。

『女性のカラダとココロの「不調」を治す44の養生訓』(著者:若林理沙さん)には、このような事が書かれていました。

「下腹部がぽっこりしていてすごくイヤだとか、首が太いとか…、そのあたりの悩みのほとんどが軸を通せていないことが原因です。軸がきれいに通せた場合、体の余計な力も抜けます。あちこち力を入れて軸を通す必要はまったくありませんし、変な力が入るようだったら、軸が通せていない証拠でもあります。なぜなら、“軸”を通した状態がもっとも重力にしたがって胴体を使った状態になるから、最小限の力で体を支えることができるのです。」

上半身の張りや懲りは、体の癖からきているかもしれません。
ヨガの先生がこのように言っていました。
「ヨガは体に気付きをもたらす為のもの。
ヨガの時間だけまっすぐを感じるのではなく、まっすぐの状態を感覚で覚えていく。
そうしたら、普段の生活の中で使いやすい筋肉だけ使っている時や、歪んでる時に、気付いてまっすぐに直せるように。」

それからR様は、生理前のPMSがお辛いとの事でしたので、こちらの本からの言葉をご紹介させて頂きます。

『毎月、新しい自分に生まれ変わる どんどん私を好きになる月経レッスン』(著者:やまがたてるえさん)より
「月経前の黄体期には、プロゲステロンというホルモンが多く分泌されるため、イライラが増したり、内側にこもりがちになったり。なんと50%の女性が月経前にイライラを強く経験したというデータもあります。
なぜイライラを強く感じたり、内側にこもりやすくなったりするかというと、この時期は、もし妊娠をしていたら、受精卵が卵管から子宮内腔まで移動して着床する時期だからです。赤ちゃんを迎えるために、体の中に水をため、体温も高くします。あまり行動して欲しくないので、気分も鬱々として外に出たくなかったり…。でも、その期間のおかげで、赤ちゃんは安定した着床を得ることができます。
月経前は体温も高温期になっていくので、その影響も受けて、体のほてりからのだるさなども感じます。“動きたいけれどだるくて動けない=自分はダメなんだ”と、体の変化が心にも影響を与え、自分で気づかぬうちに心を傷付けてしまうことも。
そうならないように、自分のホルモンの波を知っていることは、とても重要なのです。」

とは言え、気分の浮き沈みによって、自分の言動が周りに影響してしまう恐れがありますよね。

「日本人の特性かもしれませんが、“弱きを助け、強きをくじく”という精神を持つがゆえに、他人の問題を自分のことのように思いすぎて、どんどん自分が疲弊していったり、“〇〇と思われるかもしれない”と相手の反応に気を使いすぎて本来の自分を出すことができなくなったりしてしまうことが起きがちです。
でも“〇〇と思われるかもしれない”というとき、“〇〇”と思うのは相手の思考です。その相手の思考までコントロールできるでしょうか?
私たちは“私が私を生きる”ことしかできません。他者以上に永遠に深く寄り添わなければならないのは、“自分自身”です。相手を生きることはできないし、すべての人の思考をしばることもできないのです。ですから、相手の気持ちを考えすぎるときは“手放してOK”なのです。」
との事です。
そして、PMSが重い人は更年期になってからの症状も重くなる場合があるそうなので、今のうちから少しずつでも、身体に優しいストレス解消法(果物のような自然の甘さの甘い物や、続けていけそうな運動)と耳のマッサージを取り入れてみて、少ーしずつでもお身体の変化があれば、楽しみながら続けられるかもしれませんね!?

倉田より